私どもが文部科学省のナショナルバイオリソースプロジェクトにおいて推進しています、研究用サルの供給体制の整備を目指す「ニホンザル」バイオリソースプロジェクト(NBR)も3年目を迎えました。
このたび、これまでのNBRの取り組みや動物実験を取り巻く社会的状況についての情報交換を目的として、10月1日に、第3回RR2002企画シンポジウム「ニホンザルの研究利用とその将来像」を開催いたします。今後の計画の発展のために、様々な視点からの活発な意見交換を行いたいと思っています。私達は動物愛護管理法の見直しの時期を迎え、研究者サイドからの情報発信を多くしなければならないと痛切に感じています。そのためには、研究者にとっては、同じことの繰り返しと思えても、社会に対して計画の意義を継続して伝えていくことが重要と考えております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。